事業領域

次世代分野

企業にとって新しい製品、新しい事業分野を開拓し続けていくことは非常に重要なテーマです。
特に近年において技術と産業の関係は大きな転換期を迎えており、それに伴い保有技術を活用できるターゲット産業も広がりつつあります。
当社はこうした環境の変化を捉え、AV機器、車載向けソリューション、ロボット開発などで培った技術を駆使して次世代の事業分野にも挑戦。
ソフトウェアプラットフォームや機能安全技術も併せて活用することで、新たな技術的強みの創出を図っています。

次世代分野の紹介

未踏事業領域への挑戦

IT技術の導入はさまざまな事業分野におよんでいます。
これまで培ってきた画像認識技術やセンサー処理技術、機械学習、制御技術などの多種多様な保有技術と開発ノウハウを建設機械の無人化をはじめとするさまざまな事業分野に活用しています。
また、人と共同作業するロボティクス/モビリティに欠かすことのできない安全性・信頼性についてもクルマで培った機能安全技術でこれに応えます。

建設現場の省人化および
安全性・作業効率の向上

近年、建設業界の人手不足が恒常化しており、今後さらに不足が加速すると言われています。また、人が立ち入ることのできない場所（山崩れ等の二次災害危険地域、放射能等毒物汚染地域、地中、水中、さらには宇宙まで）での作業の自動化の要望も高くなっており、土木工事におけるIT技術活用への期待が高まりつつあります。
これを実現するためには、有人作業→遠隔作業→人監視下の部分的自動作業→完全自動作業という、自動運転の進化を安全性の担保とともに着実に進める必要があります。
当社は、自動掘削、積み込み、土砂の運搬の自動化に加え、複数重機が共存するエリアでの衝突回避を可能とする協調動作・排他制御を可能とする技術開発に取り組んでおり、建設現場における建設機械の無人化や安全性・生産性の向上に貢献しています。
不整地での自律移動車両向け
ソフトウェアの開発

不整地における安全かつ実用的な移動速度での自律移動を目指し、高精度な自己位置推定・凸凹認識、スタックさせないための経路計画などの独自アルゴリズム開発に取り組んでいます。
ロボティック・モビリティの
商品開発

開発コスト・製品コストの抑制と、製品品質の担保の両立を可能にする設計ノウハウを保有。開発初期のアルゴリズム検討から実施可能で、システム設計/ソフトウェア設計・開発・検証に加え、実現場でのチューニング、運用時の課題解決まで担当可能です。
人と共存するロボティクス、モビリティで重要となる安全性を達成し、規格認証取得(ISO13482など)にも対応できます。

産業分野

車載分野