





社員座談会
パナソニックアドバンストテクノロジー(PAD)の最前線で活躍する
5名の社員による本音の座談会をお届けします。
PADを選んだ理由から仕事を通して得られるやりがい、ワークライフバランスの両立、
これからの目標など社員たちがざっくばらんに語ります!


- 片山俊亮KATAYAMA SHUNSUKE
- 工学研究科
電気・情報系専攻
知能情報工学分野 - 2021年入社

- 奥野薫子OKUNO KAORUKO
- 工学研究科
情報工学専攻 - 2019年入社

- 松井敦史MATSUI ATSUSHI
- 理学部物理学科
- 2020年入社

- 岸田直也KISHIDA NAOYA
- 理学部
理学研究科
数物系専攻 - 2020年入社

- 石川寿綺ISHIKAWA TOSHIKI
- 工学研究科
電気工学専攻 - 2020年入社

入社を決めた理由

小さい頃から私はパナソニックに親近感を覚えていました。と言うのも、家で使う家電の多くがパナソニック製品だったからです。そういうことが原体験としてあったので、PADの会社説明会で担当者から「ものづくりのモチベーションは身近な人に喜んでもらえること」と言われた時は「なるほど!」と思いました。自分自身に馴染みがあるのもそうですが、たくさんの人たちが日常の暮らしの中で使う製品を手がけるのは楽しいだろうなという予感がしたんですね。また大学の専攻は情報系で、在学中に学んだプログラミングのスキルをIoTの分野で活かせると思ったことも入社理由としてあげられます。

片山さんと違って、私が大学で学んでいたのは物理学です。情報系ではないので不安を覚えなくもなかったのですが、プログラミングなどでロジックを積み上げていくプロセスは物理学にも共通することがあります。だからきっと仕事は楽しめると思いました。それに加えて先輩社員の皆さんとのお話が楽しかったことも記憶に残っています。誰もが好奇心旺盛で、新しい技術に対して貪欲だとの印象があって「こういう人たちと働くと面白いだろうな」と思い、入社を決めました。
技術に貪欲な社員が多いから会社自体も新しい分野に積極的にチャレンジしていくんでしょうね。私がPADに惹かれたのは、まさにその点です。5年後10年後を見据えた上で将来的に必要とされるであろう技術を視野に入れながら事業のポートフォリオを構築しているところに成長性を感じました。就職先としては魅力でしたね。


私もPADの新しいことにどんどんチャレンジしていく姿勢に魅力を覚えて入社を決めた1人です。もともとPADは私が所属していた大学の研究室の先生から「いい会社だよ」と教えられたことがきっかけで知りました。それで調べてみたらソフトウェア開発の上流工程に関わることができるし、業務内容にも広がりがあることが分かり「この会社は自分に向いている」と思ったんです。私は飽きっぽいところがあるので、ずっと同じ業務に取り組むよりも色々変化があった方が仕事を楽しめると思いました。
私は転職でPADに来たのですが、入社の決め手になったのは、今、石川さんや奥野さんが言ったように「チャレンジ」をする会社だからでした。パナソニックグループの一員ではあるものの、パナソニック以外の顧客を開拓していこう、自分たちの技術を最大限に活かして事業を拡大していこうという意欲的な姿勢に感銘を受けました。自分もそのチャレンジに加わりたいと思って入社を決意したわけですね。

仕事のやりがいや魅力
入社以来、私が一貫して届けているのはIoT通信モジュールの開発です。パナソニックのIoT家電に共通して使われるモジュールで、今はその新機能開発をメインで担当しています。これは自分から「スキルアップのためにチャレンジしたい」と申し出ました。先輩のサポートを受けながらですが、お客様とのやり取りや作業の進め方の管理、ソフトウェア開発まで色んなことをさせてもらっています。主体的に動けるので、やりがいも大きいですね。
私もお客様とのやり取りを任されています。担当しているのは自動車のトランスミッションに関わるフェールセーフ開発で、これは安全走行に直結するものです。その仕様についてお客様と話し合ったり、プロジェクトメンバーの管理を行ったりしています。若いうちからお客様と直接やり取りをする機会が得られるのはPADの魅力の1つですね。石川さんもお客様とのやり取りがあるのではないですか?

はい。私が今、携わっているのはサイバー攻撃の監視システムの開発です。工場やオフィスがサイバー攻撃を受けるとすぐに検知して対策につなげるというものですが、そのプロジェクトリーダーを務めています。お客様から直にご要望を伺い、メンバーにフィードバックしていくことも仕事ですね。また、プロジェクトで得た技術などを今後にどう活かしていくかという経営的な視点も求められるのでやりがいを実感することは少なくありません。

私はこれまで3つのプロジェクトを経験してきましたが、それらはいずれも車載関係でした。最初はプラットフォーム、次にセキュリティ、そして今は顔認証のアプリケーション開発を手掛けています。1つのプロジェクトで得た知見が次のプロジェクトに生かされることが多いので、その度に成長の実感が得られますね。「進化」というと大袈裟かも知れませんが、そこに面白さを感じるのはPADの社員に共通することだとも思います。
同感ですね。新しいことに取り組んで、それが自分の成長・進化に結びついていく喜びは大きいですから。私も今、新規事業の開拓の一環で、農業や林業の関係者の方たちと話をする機会が増えています。これまで接点のなかった方々と話すのは新鮮で、視野がぐんと広がる感じがしますね。PADの技術力を課題解決にどう結びつけていくかを考えるのも楽しいです。

福利厚生やプライベートについて
PADの魅力を語る上で欠かせないことは「働きやすさ」もあると思います。私は子供が生まれた時、半年間の育児休暇を取得しました。世の中的にまだまだ男性社員の育休取得率は低いわけですから、これは結構大きなことだと思います。家庭との両立が図れる点でも働きやすい会社と言っていいですね。

有給休暇も取りやすいですしね。私は旅行が趣味で、有休を活用していろんなところに行っています。日本全国だいたいまわったので、今は島を巡る旅行がほとんどですね。佐渡島、屋久島、石垣島など面白い島がたくさんあって楽しんでいます。
私の場合、釣りが趣味なので有休をとって海に行くことが多いですね。あらかじめ計画を立てるわけですが、その時からワクワクしています。あと子供の学校行事にはなるべく参加したいので、そういう場合も有休を取ります。

私は散歩が趣味で、毎週休みになると公園に行っています。あと気候のいい時期には月に1回のペースでハイキングに出かけます。普段デスクワークが多いこともあり、休日に体を動かすと気持ちがリフレッシュしますね。それとは別に社内のボードゲーム同好会にも入っていて、月に1度は同僚たちとゲームを楽しんだりもしています。
私も社内の部活に参加しています。フットサル部とテニス部と軽音楽部の3つですね。このうち軽音楽部の立ち上げには私自身も関わりました。活動はそれぞれ月に1回のペースですが、仕事以外で社内のメンバーと顔を合わせるのは楽しいですね。それが仕事における良好なコミュニケーションにもつながったりしています。


今後の目標や
チャレンジしてみたいこと
入社してからずっと車載関係のプロジェクトに関わってきたので、車載ECUに関することならどんなことでもできるエキスパートを目指そうと思っています。私自身はリーダーとしてプロジェクトを引っ張っていくよりも、技術者として現場で開発業務に取り組み続けたいとの思いがありますね。石川さんはどうですか?
私も入社してから同じ分野のプロジェクトを担当しています。監視システムの分野なのですが、これを極めるのもいいと思う一方で、新しいフィールドにもチャレンジしていきたい気持ちがあります。社内にはいろんな分野のプロジェクトがあるので、色々と情報を集めた上でチャレンジしていきたいですね。また、PADには社員をサポートしてくる体制があるので、それも活用していきたいと思っています。
私はIoTの分野におけるプロジェクトリーダーとして活躍していければと思っています。理想とするのは、お客様やメンバーたちとしっかり議論を重ねながら、良いものを作り上げていこうとするリーダーです。また、お客様が気づいていないニーズを提案できるようにもなりたいですね。それはPADの価値向上にもつながっていくと思いますから。

私はトランスミッションの安全開発に関わってきましたが、新たにモーターの安全開発も手がけることになりました。これまでとは開発のプロセスが異なるため、モーター制御やEVなどこれまで以上に幅広い知識が求められるようになっています。自分にとっては新しい可能性を広げることになるので、頑張っていきたいと思っているところです。
私が携わっている新規事業は自社開発の販売ビジネスに関係するものです。これまでPADは受託開発ビジネスがメインだったので、当社にとってこれは新しいチャレンジ。ぜひこのビジネスモデルを軌道にのせてPADの名を高めていきたいと闘志を燃やしています。

